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第2話の8

 投稿者:愚かなる外道中将  投稿日:2004年10月14日(木)22時00分44秒
  「…………」
 用があってキッチンへやってきた萌枝が見たものは、勝手口を貫く鉄の指。それだけでも十分に驚いたものを、さらに続いて8本の指が壁を抉って勝手口を外してしまった瞬間には悲鳴を上げてしまった。
 外されで風と押しがよくなってしまったのかと想うまもなく現れたのはメイド服の少女。その両腕が、本体である胴体よりも二回りも大きい事に、萌枝のうなじに鳥肌が立った。
 ビザールの改造戦士とはまったく違う異様な存在と事態を前に、萌枝の思考能力は死亡間際の心電図のように乏しくなっていた。
「……ど、どなたですか……」
 勝手口からでもお客様。職業病ともいうべき台詞が抑揚もなく飛び出す。
「お邪魔します」
 動じることもなく、こちらも抑揚のない言葉を返し、ゆったりと頭を下げるエレナ。
「はい… はぁ… はい?」
 上擦った声を上げた萌枝に、この数分後に起こる事態を予想できるはずもなかった。
 


はいよ、投下すえるよん♪

 投稿者:愚かなる外道中将  投稿日:2004年10月14日(木)21時59分46秒
   えっ、自爆宣言!? そんな事なさらずとも原作者権限でドゾー♪
 けど、「盛り上げるために○○は…」はナシの方向で…(当然)

 ちなみに、やっとプリキュアのOPのCDを手に入れました。通勤車の中でハイテンション…
 
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嫁が娘にプリキュアのトレカ10枚入り300円を買わされてました

 投稿者:こは  投稿日:2004年10月14日(木)03時54分33秒
  >中将さん
わはは、懐かしいですねぇ♪題して「ごっつええメイド」w
途中で飽きてきて絵がどんどんどうでもよくなってるのは一目瞭然のヒミツです。
パロディのパロディのパロディのパロディですけど、時間ばっかりかかってしまいました(汗
>キリ番
ぜひゲットしてリクしたいところです(おい
 

今更文法等の間違いを発見…

 投稿者:愚かなる外道中将  投稿日:2004年10月12日(火)08時00分16秒
   ヒキがいいと人はいう…
 ただ単に複線張りすぎでネタ盛り込みすぎなだけとここで暴露…(爆)

 >キリ番
 ここで連載しているのも何かの縁。キリ番ゲッターからの“ビック・リバー編”へのリクも受け付けますよん♪

 >覚悟のいる日記ネタ。
 懐かしいですねぇ… 憶えてますよあの光景。個人的には、ポン○ッキネタの回が好きでしたね。スルーされた時の表情がたまりませんね。まさか、お絵かきのアレが… おっとネタバレ、怖い怖い(妖笑)

 >そんなゲーム、あんなゲーム。
 イチハチキンっぽいタイトルですな…
 
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キリ番のスタンス

 投稿者:こは  投稿日:2004年10月12日(火)04時04分31秒
  >もりおさん
初めましてー。書き込みありがとうございます。
52525…なんかチートイツテンパイな感じですが(w

カウンターで珍しい数字をぽすっ、と踏んでいただいたりして、
それがこの掲示板に初めて書き込んでいただけるキッカケになるのは
カウンター冥利につきますね(なんだそれは)

べつに、特にきりのいい数字でなくても、ご意見ご感想、ご希望は大歓迎。いつでも募集中です。
ただ、やっぱりキリ番を踏んでいただいた方のご希望は、
優先して力いっぱいお答えしたいと思うしだいです。
こんなサイトでよろしければ、これからもよしなに願いますです。

>中将さん

おおー、続きだ続きだ!
もうすでに1読者として毎回楽しみにしております♪
なにげに有栖川邸大ピンチですが、これからは室内戦とあいなるのでしょうか?
ほんとにヒキ、というか期待をもたせるのがうまいなぁ、と感心します。
しかし、イサミさんかっこいいなぁ。

>君の中の永遠
なんか、そんな名前のゲームありましたな(苦笑

>素人さん
わたしも期待してた1人だったりして(w


 
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第2話の5

 投稿者:愚かなる外道中将  投稿日:2004年10月11日(月)21時22分25秒
  「来ぬな… 勢いよく出て行ったくせに未だ着いていないとはな」
 “双葉山”と書かれた湯飲みで緑茶をすするサムライメイド・イサミ。
 その姿は…こは様のイラストをご参照。(手抜きじゃないよ)。
「しかたないわ。3人でいきましょう」
 ガラスのカップの中で本物の薔薇の花が開いたローズティーを口にするヨミメイド・アヤメ。藍色のメイド服に頭飾り、古き良き時代を思わせる古風なメイド服。
「キャッスルとタワーがついているから大丈夫よ。彼女達には悪いけど…」
 その腕の大きさからは、子供の玩具のように見えるティーカップを手にしているエレナ。人間ではないからと言ってオイルを飲んではない。イタリア産林檎を使用したアップルティーである。アップルティーには特別な思い入れがあるのだが、それは後に語る。
 3人がいるのは有栖川邸の裏庭。本来ならばセンサー等で下手な銀行よりも厳重なセキュリティを誇るメイドファイブの基地であるのだが、隠密メイド達のリサーチによってセンサーの死角が発見されていた。
センターの死角となった場所を渡り歩き… わざわざ人数分の椅子とテーブルを用意し、『ファーナが到着するまで』のティータイムと洒落込んでいた。
 ちなみに、各自のお茶と共に出されたのは『ビア○ドパパ』のシュークリームである。
「では。まいるとしようかな」
 立ち上がり、椅子に座るために背中へ回していた刀を腰の位置に正すイサミ。
「そうね、無駄な時間を費やすのはいけないわ」
 残っていた紅茶を飲み干し、白いナプキンで口許を拭うアヤメ。
 エレナだけが二人とは別方向を向いて歩き始めていた。
「エレナ。どこへ行く、そちらは裏手であろう?」
 慌てて問いかけるイサミに対し、0.55トンの金属メイドがギチギチと振り返る。
「使用人は裏口から出入りするのが常識よ」
 抑揚無く答えるエレナ。
「いや… 我等はここの使用人ではなかろうが… むしろお客… あっ、敵であるからして客ではないか」
「構わないわ。一人でも遅れを取る娘じゃないし、いざとなれば彼もいる…」
 ここまでエレナを送ってきた馬舜(実際に乗せて送ったのは彼の愛馬)を思い出し、イサミは背を伸ばして身体をほぐす。
「っと、そうじゃな。わしらは正面からご挨拶しようかのぉ…」
 イサミの言葉に、アヤメの視線が古風な外観を誇る有栖川邸へと注がれる。
「有栖川邸。何故かしら… 初めてとは思えないわ」
 
お得なプロバイダーとくとくBB

第2の6

 投稿者:愚かなる外道中将  投稿日:2004年10月11日(月)21時21分14秒
   “午後の優雅な一時セット”を配下のメイド隊に任せ、二人はエレナとは別の方向… 
「鍵かかっとるな…」
「あたりまえよ。ガルソンの時はわざわざアポを取って出向いたのよ。地方や下町じゃないんだから、四六時中開けっ放しのハズがないじゃない」
「それもそうじゃな。では隠密たちにでも内側から開けさせよう…」
「それはならない。彼女達の存在がメイドファイブに知られてしまうような下手な事はさせられないわ」
 ちなみに、玄関に設置されているカメラは、パラボラ・メイドによって何も変わらない映像に差し替えられているため、モニタールームから二人のやりとりはわからない。
 握った左手を右掌でポンと打つイサミ。
「ならしかたない。それがしの一刀にて…」
 引き締まった口端をニヤリと歪ませ、腰の業物を抜き放つ。
「荒事はよくないわよ」
「何、見ておれよ…」
 煌めく刃を正眼に…ゆっくりと上段へと構える。正真正銘の同太貫であるため、TVで見られるよりも短く二尺二寸(66cm)。同太貫清国の作として加藤清正が大陸において使ったとされている一品。
 備前や美濃の細工煌びやかな観賞に堪える刀剣とは違い、実用的な刀剣としてイサミは好んでいた。
 大上段に構えたまま静かに息を吐くと、まるで空気までが重くなったかのように世界が静まりかえる。
 そしてイサミの瞳が一気に見開かれ、全身に力を入れる。
一瞬の事であったが、引き締まった肉体が一回りも膨らんだかのように見える。
「せやぁっ!!」
 気合い一閃。振り下ろされた刃が玄関へと刺さる寸前に引き戻され、流れるように腰の鞘へと収められる。カチリという小気味いい音を聞いたアヤメが扉へと歩み寄り、ドアノブを回すことなく引っ張る。
「お見事ね」
 開かれた扉の側面からコトリと落ちる二つの物体。何を隠そう、扉を閉じていた施錠のために金具である。超有名な泥棒の三代目と行動を共にする超硬派剣客のように扉を十文字に切るような真似はせず、鍵に当たる部分のみを切り離したのだった。
 下手に破壊されるよりも、外からも気づきにくく、何気にドキリとさせられる迷惑な侵入方法であるといえる。
「邪魔するぞ!」
 懐から大ぶりな扇子を取り出して肩に担ぎ、意気揚々と侵入するイサミとは裏腹に、玄関からホールを眺めるアヤメの表情が険しい。
「憶えている… ここは… ここは…」
 
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